ZitA SQUAREの蓋(シャッター)が、途中で止まるようになりました。開くときも閉じるときも、途中まで動いて止まります。
うちの場合、原因はシャッターの内側の隙間に挟まったゴミでした。取り除けば元に戻ります。
この記事では、症状が出てからの経過と、うちで今やっている対処を書きます。
前提
- 製品:ZitA SQUARE ホワイト(zita-sq11)
- 購入:2024年7月26日(予約、届いたのは8月末)
- 使用期間:約2年
- 使っている場所:業務用キッチン、3人家族
2年使った全体の感想は、別の記事にまとめています。
→ ZitA SQUAREを2年使った口コミ|ゴミ箱を買ったらゴミ箱がゴミ化した
使い始めて1年ほどで、途中で止まるようになった
最初に気づいたのは、使い始めて1年ほど経った頃です。保証期間は製品到着から1年なので、ちょうど保証が切れた後でした。
シャッターが途中までしか閉まらない。手をかざすと、今度は途中までしか開かない。
閉まりきらないので、ニオイが漏れます。最初はそれほど気に留めていませんでした。ただ、当時は子どものおむつも捨てていたゴミ箱です。
今の家は高気密住宅です。すぐに家じゅうが激臭に包まれ、いよいよ我慢できなくなりました。
触りたくはなかったのですが、蓋を振ってみると、カサカサと音がします。何かが入っている。でも、振っても出てきません。
公式の案内と、うちで起きたこと
ZitA公式のよくある質問を見ると、旧モデルのCIRCLEには「フタが途中で止まる」という項目があり、羽と本体の隙間にゴミが挟まっていないか確認し、羽を取り外して手入れするよう案内されています。
SQUAREには、この項目がありません。近いのは両機種共通の「ニオイが漏れてきます」という項目で、フタは障害物に当たると止まるので開閉範囲を確認するように、という案内です。取扱説明書のお手入れも、シャッターの縦のラインに沿って布で軽く拭く、という内容だけでした。
うちの場合、振るとカサカサ鳴るので、何かが挟まっているのは明らかでした。ただ、SQUAREにはCIRCLEのような羽を外す案内がなく、振っても出てこない。シャッターに手を届かせるには、蓋を開けるしかありませんでした。
開けてみると、軽くて薄いものが挟まっていた
蓋は、ドライバーでネジを4本外すと開きます。

挟まっていたのは、こういうものでした。
- レトルトカレーなどのパウチの切れ端
- ビニール包装の切れ端
- 綿棒
- 乾燥した野菜くず
どれも、軽くて薄いか、細くて長いものです。重いゴミはそのまま袋に落ちますが、ゴミが多い時に軽いものはシャッターが閉じる動きに引き込まれて、隙間に入っていくようです。
袋を開けた切れ端を、その場でぽいっと捨てる。台所ではよくある動作ですが、ゴミ出し前日のZitA SQUAREにとってはそれが一番の大敵でした。
挟まったもの自体は、簡単に取れます。厄介なのは、シャッターの継ぎ目に溜まった汚れのほうです。拭いても簡単には落ちず、重曹を含ませた綿棒で一本ずつ拭くくらいしないと取れません。

うちはほぼ毎日ハンドドリップでコーヒーを淹れていて、使い終わったフィルターをドリッパーから外して、そのまま捨てています。縁についた細かい粉がシャッターに散っているようで、継ぎ目の汚れにはコーヒーかすも混ざっていると思います。
汚れがここまで落ちにくくなる理由は、たぶん湿気。生ゴミや湿ったコーヒーかすから上がった水分が、閉じた蓋の内側にこもる。湿った継ぎ目に細かい粉やくずが付き、乾いてはまた付いて、層になっていく。ニオイを閉じ込めるための構造が、湿気も閉じ込めているのだと思います。測ったわけではないので、あくまで2年使った実感からの推測です。
作業としては、ネジ4本なのでそれほど手間ではありません。ただ、相手はゴミ箱の蓋の内側です。きれいなものではないので、正直あまり触りたくない。このストレスは、かなり大きいです。ストレスフリーを期待して買ったのにね…。
なお、分解はメーカーの保証の対象外になる行為です。ここに書いているのは、保証期間が切れたあとに自分で試した記録で、同じことをすすめるものではありません。
開閉の回数は、まだ足りないはず
公式のよくある質問によると、ZitA SQUAREは60,000回の耐久テストに合格していて、1日20回開閉で約8年使える計算だそうです。
うちの開閉回数を、ざっくり数えてみました。家族3人が、家にいる間それぞれ1時間に1回開けるとして、1日約31回。公式の計算の1.5倍くらいです。
それでも、1年で約11,000回。60,000回に届くには5年ほどかかる計算です。止まり始めたのは、その5分の1ほどの時点でした。
なので、回数による摩耗で壊れたというより、隙間に挟まったものが原因だと考えています。実際、取り除いたら元どおり動くようになりました。
しばらくして、また閉まらなくなった
元に戻ったのも、しばらくの間でした。また閉まりが悪くなったので、今度は電池を替えることにしました。
電池を出そうとして、電池カバーがないことに気づきました。いつの間にか外れていて、何かの拍子にゴミと一緒に捨ててしまったようです。外れにくい作りか、外れたら分かる作りだとよかったと思います。
中の電池まわりには、緑青のような緑色のさびが出ていました。
公式のよくある質問には、電池部分はフタの裏側にあるため通常は水がかからない、と書かれています。取扱説明書には、長期間使わないときは電池を外すように、液漏れの原因になる、という注意もあります。うちのさびの原因がどれなのかは分かりません。
3万円近いゴミ箱です。湿気がこもる蓋の裏に電池と基板があるなら、そこへの手当てがもう少しあってもよかったと思います。
電池は単3を4本か8本使います。説明書では8本で最大17か月とされていますが、これは1日20回開閉の理論値です。うちの使い方だと、単純計算で1年もちません。蓋の内部の状態と電池については、別の記事で詳しく書く予定です。
止まったとき、うちでやっていること
今は、この順でやっています。
- 家の外で蓋を振る。汚れたかけらが落ちてくるので、外でやります。音がすれば、何か挟まっている。近所の目は気になります
- 音がしたら、ドライバーで開けてシャッターに直接触れ、挟まったものを取り除く
- それでも閉まりが悪ければ、電池を替える
これから対処する人には、開けるのを最後に回すのをすすめます。
- 家の外で蓋を振る。道具も要らず、音で挟まりかどうかの見当がつきます
- 電池を替える。手軽で、保証にも影響しません
- 保証期間内なら、開ける前にメーカーに相談する
- それでも直らず、保証が切れていて、自己責任でよければ開ける
起きやすい使い方、起きにくい使い方
挟まっていたものから考えると、起きやすいのはこういう使い方です。
- 袋やパッケージの切れ端を、開けたその場で捨てる
- 乾いた野菜くずなど、軽いゴミが多い
- 綿棒など、細長いものを捨てる
- ドリップ後のコーヒーかすを、フィルターごと毎日捨てる
逆に、ゴミを袋や紙にまとめてから捨てる家なら、起きにくいと思います。
消臭剤は湿気を取るものではないので、入れていても同じことが起きると思います。生ゴミや湿ったゴミを毎日捨てる使い方なら、うちと同じように、継ぎ目の汚れとシャッターの詰まりに付き合うことになるはずです。
生ゴミを捨てる使い方では、袋を替えるときにも困ることがあります。リングを載せる部分の突起で袋が破れる件は、2年使った記事に書きました。
買う前に読んでいる人へ
上の「起きやすい使い方」に当てはまるなら、買う前に一度考えてみてください。シャッターの詰まりは、保証が切れたあとに出てきました。ZitA SQUAREを2年使った全体の評価は、2年使った記事にまとめています。
よくある質問
ZitAの蓋が閉まらないのはなぜ?
うちの場合は、シャッターの隙間に挟まったゴミでした。電池が減っていても、閉まりが悪くなることがあります。
ZitA SQUAREは修理できる?
取扱説明書によると、保証は製品到着から1年で、保証期間外は有料で交換または修理(メーカー判断)です。公式のよくある質問では、正規販売店で買った人は、保証期間後もフタのみ購入できると案内されています。うちはメーカーに修理を頼まず、自分で開けて取り除きました。
ZitAは壊れやすい?
うちのは壊れたのではなく、詰まりました。ただ、使い始めて1年ほどで症状が出て、取り除いてもまた起きています。
赤いランプが点滅するのは?
消臭剤の交換時期のお知らせです。電池を入れてから6か月で点滅します。左右のボタンを長押しすると消えます。消臭剤を使わない場合は、左右のボタンを同時に長押しすると通知そのものを切れます(取扱説明書17ページ)。
リセット方法は?
SQUAREの公式のよくある質問と取扱説明書には、リセットの項目が見当たりませんでした。CIRCLEの項目と取り違えないよう注意してください。
